卒FITに向けてLEAF導入を検討してみる(1)

日付:2018年09月04日 火曜日
テーマ業界動向

tsaitoです。

我が家では、2011年に太陽光発電を導入し、そろそろ、卒FIT後をどうしていくかを考えないといけないなぁと思い始めたところです。

そんなおり、ちょうど同じ時期に購入した日産セレナが10年選手で、ディーラーからの営業攻勢がだいぶ強まってきています。点検やなんやでディーラーに行くと、どうにも目に付くのが新型LEAF(リーフ)。充電容量も増えて、そろそろ実用的になってきたような気がする電気自動車。

我が家はオール電化、太陽光ということもあり、電気自動車の導入には比較的相性が良いような気がします。ということで、我が家の事情に特化した形で恐縮ですが、LEAFの導入は実際にはありかなしか?というテーマで数回の記事に分けて検討してみることにしました。本当にLEAFを買うかどうかはまだ白紙ですが、とりあえず何かの参考になれば幸いです。

まずは導入価格

今回は、LEAF導入そのものにかかる初期費用をメインに考えてみます。

わかっている範囲で、必要な費用をリストアップしてみました。

初期費用

費 目 金 額 備 考
車両支払い合計額 約370万円 Sモデル+オプション+諸費用
Leaf to Home 約80万円 アドバンスドモデル+工事費用
導入補助金(国) -40万円 利用できる補助金制度等
410万円

補助金については、自治体によっては別途出ることもありますが、私の住んでいる自治体では残念ながら適用はありませんでした。

ランニングコスト

費 目
金 額
備 考
日産ゼロ・エミッションサポートプログラム2 2,000円/月 サポートプログラム詳細

ゼロ・エミッションサポートプログラム2は、全国5,700ヵ所以上で充電ができる定額サービスです。自宅に Leaf to Home を導入し、そちらの充電で全て運用するということであれば必須ではありません。ただし、月額2,000円で充電し放題というのは大きな魅力です。今回はとりあえず契約前提で考えて行くことにしたいと思います。車の車検費用やメンテナンス費用はとりあえず置いておきます。

利用用途

我が家でLEAFをどう活用できるのか?をいったん整理してみます。

乗用車として

  • 平日は妻が近くのスーパーに買い物に行く程度。
  • 週末は家族サービスで出かけるなど。
  • 平均すると月の運転距離は400kmぐらい。
  • ガソリン代に換算すると毎月7,000円程度。

蓄電池として

  • 太陽光発電で余った電気を充電しておく。
    • もっとも発電効率のよい5月、我が家の売電量は 310kWh ぐらい。
    • 我が家のFITでの買い取り価格は42円/kWh。
    • 2011年から買い取りを開始しており、卒FITまではあと3年ほど。
  • 夜間の安い電気代で充電しておく。
    我が家の電気プランは東京電力の電化上手(既に新規契約は受け付けていません)
  • 卒FIT後は昼間の電力はなるべくLEAFを蓄電池として使えるようにしたい。
    • LEAFの電池だけで家庭で消費する電力をどれくらい賄えるかどうかはまだシミュレーションできていない

検討の目的

比較するプランは、「普通の中古車に乗り換えつつ、家庭用蓄電池を導入」です。これと比較してコストや生活体験の改善など、トータルでどの程度のメリットが生まれるのかどうかを検討していきたいと思います。

まずは宣言だけですみません。次回の記事以降、具体的な検討を進めていきたいと思います。(普通に考えると、コストはどうしても高くついてしまいそうですが…)