IIJ高圧スマートメーターBルート活用サービス 機能追加のお知らせ
IIJ 畠山です。
3月29日に、IIJ高圧スマートメーターBルート活用サービスにおいて、機能の追加と改善を盛り込んだアップデートを行ないました。
今回のブログでは、アップデートで追加された機能を幾つかご紹介いたします。
発生イベントの履歴表示
従来、デマンド値や使用電力量の過去実績を表示する機能はありましたが、デマンド警報の発生履歴や設定変更の履歴を遡って確認する機能はありませんでした。
今回のアップデートで、1日毎の発生イベントの内容と期間中のイベント発生回数を俯瞰して見ることができるグラフを追加しました。
イベントの発生履歴を確認することで、過去のデマンド警報の発生傾向を推測することができます。
例えば、「この時期は、気温が低かったのでデマンド警報の発生回数が多かった」のようなことがわかると思います。
天気情報の表示
設定画面で郵便番号を入力すると、最寄りの観測点の天気情報をデマンド画面や実績画面に表示されるようになります。
天気情報は6時間毎(3時、9時、15時、21時)に更新されます。
気象情報は、デマンド値や使用電力量と関連性が高いため、並べて表示することで電気使用状況を分析する際に役に立つと思います。
レガシー表示器モード
工場のラインなど画面から少し離れた場所からでも使用状況がわかるように、グラフではなく、数値を強調させた表示器のような画面を追加しました。
画面の背景色は黒ベースと白ベースの2種類を切り替えることが可能です。
また、デマンド警報発令中は、予測値やステータスが点滅表示され、離れた場所からでも異常状態が判別しやすいようにしています。
端末再起動
ごく稀なケースですが、メーター交換時にスマートメーターとBルートゲートウェイとの間で状態不一致が発生する可能性があります。
状態不一致が発生した場合はSA-M1などのBルートゲートウェイを再起動する必要があるのですが、その際に遠隔で再起動ができるように画面を追加しました。
機器検索
管理者画面内の設定変更画面などに検索機能を設けました。
入力したキーワードに該当する機器を全て顧客の機器の中から検索することができます。
検索対象の項目は以下の4種類です。
- サービスコード
- 機器ID (下4桁)
- 管理ID
- 郵便番号
最後に
IIJ高圧スマートメーターBルート活用サービスでは、より便利に使いやすくなるよう継続して機能改善に取り組んでいます。
次回の機能追加は2018年6月頃を予定しておりますので、新機能が無事にリリースされた際には当ブログにてご紹介いたします。
「IIJ高圧スマートメーターBルート活用サービス」にご興味ございましたら、ぜひ以下アドレスまでお問合せください。
<お問い合わせ先メールアドレス:echonet-info@iij.ad.jp>