Cube J1の開発現場を見てきました
IIJ 畠山です。
今回は、Cube J1の製造元であるNextDrive社の台湾にある開発拠点を訪問したときのお話です。
いざ台湾へ
昨年9月よりNextDrive Cube J1を販売していますが、発売以降、機能面などで幾つか課題が見えてきており、IIJとしては早期の対策を要望していました。
そんな中、NextDrive社より「改善計画を立てた」と連絡があり、「それじゃ、対面で説明してもらおう!」ということで台湾の開発拠点に訪問することが決まりました。以前より実際の開発現場を見てみたいと思っていたので、丁度よい機会でした。訪問は昨年の11月23日・24日の2日間です。
オフィス到着
NextDrive社のオフィスは台北市の中心部からやや西側にあります。
地下鉄の最寄駅は昆陽(BL21)というところです。
オフィスの前がちょっと開けた感じになっていて、オフィスからの見晴らしはとても良かったです。
オフィスビルはとても新しく、外から見るとマンションやホテルの様な雰囲気でした。
<オフィスの外観とオフィス内からの風景>
オフィスの中は、それほど広くないものの、ベンチャー企業らしくお洒落な内装でした。
また、一人当たりの業務スペースも広めに取られていて、なかなか良い作業環境でした。
お昼&おやつ
NextDrive社では昼食はお弁当が支給されるそうです。(台湾ではよくある?)
見た目どおり、なかなかのガッツリ系です。(個人的には好きな味でした。)
初日は3時のおやつにフライドチキンとタピオカ紅茶を用意してもらいました。
(お昼のお弁当と被ったのは「たまたま」とのことです。)
エンジニア達の印象
2日間と限られた時間の中でしたが、NextDrive側も15名程のメンバーが参加し、各セクションで突っ込んだ議論ができました。
その中で、私が受けた彼らの共通的な印象は以下の通りです。
- 優秀:説明内容や質疑応答の内容から技術的な部分のレベルの高さを感じました。
- 真面目:長丁場の打ち合わせでしたが、メモを取ったり質問したりと最後までちゃんと議論に参加していました。
- 日本に好意的:NextDriveに限ったことではないのかもしれませんが、日本の文化や生活に興味があるようでした。また、日本に旅行に来たことがあるメンバーも多く、日本のことをよく知っていました。
訪問を終えて
2日間合計で10時間以上みっちりと議論することができました。今回の訪問は双方にとってとても有意義なものになったと思います。(ヘロヘロになりましたが…)
個人的には、どのような人達がどのような環境でどのように仕事をしているか自分の目で見れたことが一番でした。
最後に
台湾訪問から2ヶ月ちょっと経ちました。2日間で議論したこと・決めたことが少しずつですが目に見える形になってきています。
もう少ししたら改善内容として本ブログでもご紹介できそうですので、少々お待ちいただければと思います。
(おそらく3月くらいにはご紹介できるようになるかと思います。)