発電事業者パック機能追加のお知らせ
IIJ 畠山です。
今回は、11月21日にリリースされた発電事業者パックの新機能のご紹介です。
各グラフへ天気情報を表示
タイトルの通りではありますが、最新リリースより各グラフ内に天気情報(天候・最高気温・最低気温)が表示されるようになりました。
お気づきになった方も多いかと思いますが、このリリースからグラフの背景色を白ベースに変更しました。
天気表示に使う『曇り』アイコンや『雨』アイコンが灰色系や青色系のものが多く、従来の黒ベースの背景色の場合だとアイコンが見づらくなってしまったため、思い切って背景色を変更しました。
(ちなみに、個人的には白ベースの方が見やすいので好みだったりします。)
天気情報の取得
天気情報はOpenWeatherMap(https://openweathermap.org/)という外部サービスを使っています。
OpenWeatherMapが提供しているWebAPIを使って6時間毎に天候・最高気温・最低気温などの情報を取得し、それを画面上に表示しています。
CSVにも出力
取得した天気情報はCSVダウンロードの際にも付与するようにしました。
- 天候
- 気温/平均気温
- 最高気温
- 最低気温
なお、OpenWeatherMapの天気情報の更新間隔が6時間毎であるため、時間別グラフのCSV出力は、6時間は同じ値が表示されます。
設定方法
天気情報をグラフに表示させるためには、機器設定に郵便番号を入力する必要があります。
これにより、入力された郵便番号から最も近い測定点の天気情報をOpenWeatherMapから取得できるようになります。
※OpenWeatherMapの制約により事業所用の個別郵便番号などの一部の郵便番号では天気情報の取得ができません。
最後に
今回リリースした天気情報によって、売電量と天候を合わせて確認できるようになりました。
主に太陽光発電事業者向けの機能ではありますが、売電量と天候を合わせてご確認いただくことで発電所の監視に役立つのではないかと考えております。
よろしければご活用ください。