SA-M0 対応 ECHONET Lite Bルートデータ取得アプリの紹介

日付:2017年06月06日 火曜日
テーマプロダクト&サービス

IIJ畠山です。
以前の当ブログ内で「BルートゲートウェイSA-M0 一般販売準備中」というタイトルでSA-M0の個人向け販売について紹介いたしましたが、今回は、その記事に少しだけ登場していたスマホアプリについてご紹介いたします。

アプリの名前は『B-route monitor』といいます。

アプリの背景

私たちはかねてより、

  • HEMSは高額なものが多いので、簡易的なHEMSを自作してみようと考えている
  • スマートメーターの動作やECHONET Liteのプロトコルに興味がある

といった個人の方は意外に多いのではと考えていました。

そして、スマートメーターか実際に取得できるデータや生のECHONET Liteのプロパティの内容が確認できたりするサンプル的なアプリがあれば、そういった個人の方たちがSA-M0を使ってアプリを自作する際に役立つのではと考えていました。

これが、B-route monitor誕生の背景です。

B-route monitorはECHONTE Liteのプロパティの一覧やWi-SUN電波強度など、自作アプリを作成する際のデバッグ作業に使えそうな情報を表示するようにしています。

もちろん、電力データの可視化の機能は一通り実装していますので、電力の見える化アプリとしてお使いいただくことも可能です。

アプリの動作環境

スマートフォン上のB-route monitorとSA-M0の間を通信させるためには、以下のように中間にWi-Fiに対応したブロードバンドルータが必要となります。

ブロードバンドルーターとSA-M0間はLANケーブルで接続します。このときSA-M0を繋げるブロードバンドルーターはDHCPで機器へIPアドレスを配布する設定になっている必要があります。

そして、スマートフォンのWi-Fiを有効にして、ブロードバンドルーターのネットワークに接続します。

このような構成で、SA-M0とB-route monitorの通信を行います。

注意事項としては、SA-M0とスマートフォンが接続している時しか電力データを見れないということです。例えば、外出などでスマートフォンをブロードバンドルーターのWi-Fi圏外に持ち出した場合には、SA-M0とスマートフォンとの通信が切断されてしまうため、B-route monitorで電力データを見ることはできません。

主な機能

B-route monitorが提供する主な機能は以下のとおりです。

リアルタイム表示

スマートメーターから取得した瞬時電力値[W], 瞬時電流値[A]の値をグラフで表示します。

B-route monitorからSA-M0に対しては5秒間隔でデータ取得要求を送信していますが、スマートメーター側の処理状態やWi-SUNの電波状態によって多少の遅延が発生することがあります。

積算電力量の表示

1日/1ヶ月の積算電力量のグラフで表示します。

スマートメーターは1ヶ月~1ヶ月半前くらいの過去データは保持しています
※ので、初めてスマートメーターに接続した時でもある程度の過去データを取得・表示することができます。

(※保持しているデータ量は電力会社/メーカーによって異なります。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

接続情報・デバッグ情報

スマートメーターとSA-M0間の接続状態やWi-SUN電波強度、スマートメーターが公開しているECHONET Liteのプロパティ情報を表示します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に

実は、B-route monitorは先行してAppStoreとGooglePlayに公開しています。(無料です。)ただし、SA-M0がお手元にないとB-route monitorは何の役にも立ちません。。。

SA-M0の一般販売については、現在、絶賛準備中となっています。販売方法や価格が決まりましたら、当ブログなどで改めてご案内いたします。
その際は、ダウンロード用リンクも添えてご案内する予定です。