採用事例(1) 会津太陽光発電株式会社様・エネ監

日付:2017年05月23日 火曜日
テーマ事例

IIJ近藤です。

ここのところ、小規模の発電施設、特に50kW未満の太陽光発電所の監視用としてBルートの活用が進んでいます。

その背景は改正FIT法に対応するため、、というお話を複数社から伺っています。(当ブログでは「改正FIT法とスマートメーター」という記事で解説しています。ぜひご一読ください。)

今回は、低圧向けの「IIJスマートメーターBルート活用サービス」をベースにして、独自の発電設備監視サービスを開発・提供されている事例をご紹介します。

会津太陽光発電株式会社様

会津太陽光発電株式会社様は、福島県会津若松市を拠点に太陽光発電システムや蓄電池を販売・施工されている企業です。大手メーカ製品の取り扱いだけでなく、DMM.make solor の東北総代理店としても展開されるなど、先進的な活動をされています。そして「IIJスマートメーターBルート活用サービス」のトライアルサービスを経て、2016年末に正式にご採用いただきました。

発電量チェックサービス「エネ監」

同社のエネ監」は、次の特徴を持っています。

  1. スマートメーターから正確なデータを取得(「IIJスマートメーターBルート活用サービス」をベースにしています)
  2. パソコン・タブレット・スマートフォンで どこでも発電量チェック可能
  3. 発電量に異常があった場合は会津太陽光発電へ自動通知
特に3番の特徴が会津太陽光発電様のオリジナル要素として注目しています。
雪国では、冬場はパネルに雪が積もり発電量が低下しがちです。そのため単純に「予想発電量より低い」「理想出力より低い」というだけでは雪のせいなのか設備の故障なのかがわかりません。 「エネ監」はシステムが自動で近隣の発電所と発電データを比較。近隣一帯が同程度の発電量なら気象の影響と考えられますが、他よりも明らかに発電量が低い場合、トラブルの可能性ありとして弊社へ報告メールが届きます。
★お客様から弊社へのお問合せのお手間がかかりません!
★機器トラブルでせっかくの発電がムダに…。そんなケースを防ぎます。

出典:会津太陽光発電さまWebページより抜粋

会津太陽光発電様では、Bルートデータを使って売買電量の見える化を提供するだけではなく、近隣発電所とのデータ比較を行い異常を検知する機能を独自に実現されています。

発電所オーナーは必ずしも発電所の近くにお住まいというわけではありませんので、異常の自動検知に加え点検駆けつけサービスまで含まれているというのは、非常に魅力的ではないでしょうか。

屋外運用でも問題なし。IIJ製GW機器「SA-M0」設置風景

低圧Bルート対応ゲートウェイ機器はコンパクトな「SA-M0」をご採用いただいています。こちらの写真のどこにSA-M0があるかわかりますか?

会津太陽光発電様では、「SA-M0」をキュービクルやプラボックス内に設置しています。これは「SA-M0」の動作温度が-10℃~60℃に対応していることで可能となっています。太陽光発電所等では建屋が併設されていないことも多々ありますので、耐環境性能は重要なポイントです。

またIIJから会津太陽光発電様には「IIJスマートメーターBルート活用サービス」と「SA-M0」だけでなく、「IIJモバイル」と「屋外運用対応のモバイルルータ(他社製)」もご提供しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。会津太陽光発電様ではBルートデータを活用し、異常の自動検知と駆けつけサービスを提供されています。発電所におけるスマートメーターのBルートは「売電量センサー」と言うことができます。そのセンサーから取得できるBルートデータ。皆様にも活用の可能性を感じていただけたのではないでしょうか。

IIJは、今後も太陽光発電所をはじめとする再生可能エネルギー発電でのBルート活用を支援してまいります。

  • 「IIJスマートメーターBルート活用サービス」で収集したBルートデータを活用して独自サービスを開発・提供可能
  • Bルート対応ゲートウェイ機器「SA-M0」は、動作温度-10℃~60℃の耐環境性能で、屋外運用にも対応可能
  • IIJからは、モバイル回線サービス、屋外運用対応のモバイルルータもご提供可能

ご興味ございましたら、ぜひお問合せください。

<問い合わせ先:echonet-info@iij.ad.jp>