Computex Taipei 2016で講演しました

日付:2016年06月22日 水曜日
テーマセミナー&イベント

初めまして。IIJの慶野(けいの)です。

Computex Taipei 2016にあわせて開催されました、日台スマート産業フォーラムで講演をしてきました。

このフォーラムは、日本と台湾のスマート産業関係者の友好と発展を目的にした会議で、台湾政府(経済部中小企業処)、台北市コンピュータ協会、IoT政策を推進する産・学・官からなるG4モバイルサービスアライアンスが主催して、今年が2回目の開催になります。

主な出席者は、日系企業や台湾側からは日本とのつながり深い企業などで、今回は呉政務委員(大臣)や経済部中小企業処の葉処長がご出席され、全体としては250名程の方々が参加されました。

(呉政務委員とのご挨拶)

(呉政務委員とのご挨拶)

 

(2015年、張副首相(当時)との懇談)

(2015年、張副首相(当時)との懇談)

会議はご来賓の挨拶に続き、大学の著名な先生の2つの講演があり、後を受けて私が最後にビジネス観点で説明をする順番で進められました。

(呉政務委員のスピーチ)

(呉政務委員のスピーチ)

 

(講演の様子)

(講演の様子)

私の講演では日本のスマートメータの特徴や普及を進めている理由、Bルートインターフェース仕様、電力自由化、当社のBルートサービスについて紹介しました。

台湾ではまだスマートメータの普及は進んではなく、Bルートのような需要家にスマートメータのデータを開放するような動きもありません。しかしながら、参加者はみな真剣にお聞き頂いた様子で、日本の動向やエネルギー政策についての関心を持つ人が多く、また地球温暖化への関心の高まりもあるのではと思いました。

日本と台湾には「燃料となる石油を輸入に頼っていること」「加工貿易を行っている多くの企業があること、中でも電子機器製品の製造を得意としていること」などの共通点があります。日本と同様に台湾でもエネルギーを上手に工夫して消費することや自然エネルギーを取り入れて行くことの重要性は同じではないか、という点から講演をスタートしました。

その中で、少しのエネルギー消費効率の向上であっても、10年・20年…100年間の期間で計算すると非常に大きな金額になること、また、電力会社が効率向上に向けて努力することともに、消費者もエネルギーを上手に使うことが大切であることを理解して頂けるように話題を進めました。

電力自由化では10年程度で全ての電力メータがスマートメータ化され、交換されるメータは8,000万個にも及ぶことを説明しました。台湾の方々も日本のスマートメータの展開動向に着目して、良いところや成功したことは取り入れて、うまく行っていないこところは更に工夫していくことが良いのではと提案しました。

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当社のBルートサービスについても紹介しました。スマートメータのデータを活用するサービスを開発し、実際にビジネス提供していることに大変驚かれたご様子と、当社の技術開拓の精神を知って頂けたようで、とても誇らしく感じました。

台湾の多くの方々の大変なご努力により実現したフォーラムでしたので、講演を終えて、皆さんからとても良かったと言って頂けたのでほっとしています。

微力ではありますが、台湾と日本の技術者が良いところを持ち寄って協力していく契機になることを願っています。