スマートメーターとCubeで自由研究!
ブログ書くのは久しぶりのtsaitoです。
連日猛暑が続き、エアコンが欠かせない今日この頃ですね。
突然ですが、小学生のお子様をお持ちの皆様におかれましては、夏休みの自由研究のネタを(子供と一緒に)考えるのが、毎年の一つの悩みの種になっているのではないでしょうか。ということで、本ブログのテーマでもあるBルートとIoTを活用した自由研究を提案します。
テーマ1:Bルートで家の電力利用状況を観察してみよう
スマートメーターからのデータ(Bルートデータ)を取得すると、家全体の電力消費の状況をリアルタイムに観察することができます。30秒間隔での瞬時電力値が取得できることで、かなり細かく家の様子を観察することができるでしょう。
ちなみにこれは、我が家のとある日のBルートデータの様子です。我が家はオール電化かつ太陽光発電がついていますので、比較的生活の様子が分かりやすい形となります。これらのデータを分析することで、例えば以下のような考察を得ることができるでしょう。
- 我が家のピーク電力が発生する時間はいつだろう?
- 誰も電気を使っていないときに発生している待機電力はどれくらいあるのだろう?
- エアコンが動いているときにどれくらい消費電力が増えるのだろう?
こういったデータを、NextDrive Cube J1 を使うことで、簡単に取得することができるようになります。
テーマ2:Cube+温湿度センサでいろいろな温度を測ってみよう
IIJが販売するNextDrive Cube J1と、オプションの Thermo Pixi を組み合わせることで、温湿度データを取得することができるようになります。取得したデータはグラフで観察することができるようになりますので、時間帯や環境要因に応じた変化を調べることが可能となります。この猛暑が続く中で温度データはなかなかに興味深い考察が得られるのではないでしょうか。
- エアコンが設置されているリビングでの温度を測定し、設定した温度になるまでの時間を調べてみる
- 気象庁が公開している温度データ (参考:気象庁 過去の気象データ検索) と比較し、どれくらいの違いがあるかを調べてみる
- 家の中で一番暑いところ、一番涼しいところがどこかを調べ、その理由を考えてみる
テーマ3:モーションセンサで動きを検知してみよう
こちらも NextDrive Cube J1と、オプションの Motion Pixi を組み合わせることで、物の動きを検知することができるようになります。家の中にあるいろいろな物がどれくらい動いているか調べてみるのも面白いでしょう。
- 冷蔵庫のドアに付けてみて、1日何回ぐらい冷蔵庫が開け閉めされているのか観察してみる
- 玄関のドアに付けてみて、1日何回ぐらい家に人が出入りしているのかを観察してみる
また、モーションセンサの仕組みそのものを研究してみるのも面白いかもしれません。
- どれくらいの動きでモーションセンサが反応するのか調べてみる。ゆっくり大きく動かしたときと、素早く小さく動かした時ではどちらが反応しやすいか?
- 一定速度で動いている時にはモーションセンサは反応するのかどうか?
(ちなみにネタばらししておくと、Motion Pixi 自体は加速度センサによりモーション検知する仕組みになっています)
必要なものを準備しよう
今回ご紹介した NextDrive Cube J1 とその関連製品について、詳しくは以下の記事等をご覧ください。
Bルートを使って電力データを取得するためには開通手続きが必要です。
開通には手続きに時間がかかるため、夏休み中に実験を行う場合には急いで申し込みが必要です!
この記事が、お子様のIoTへの興味・関心を育む一助となれば幸いです。
また、自由研究が終わった後も、家の省エネやセキュリティなど、様々な目的に活用できますので、是非 Cube J1 で遊んでみてください!